脳動静脈奇形@1
2024年1月、45歳にして人生初の人間ドック、脳ドックを受ける。結果は1ヶ月後に郵送、との事。
しかし、二週間後に受診クリニックの医師より電話があり、脳ドックで異常が見つかりました。直ちに精密検査を受けてください。と言われる。
医師:脳動静脈奇形です。とても珍しい先天性の脳血管疾患です。分かりやすく言うと、よく若くしていきなり脳出血で倒れて亡くなったりするニュースありますよね?あれです。脳出血を起こして初めて気づくことが大半なので、ラッキーですね!
脂質異常症で薬は飲み続けているけど、万年肩こり、頭痛、重い生理痛…これが私の日常で、大きな病気とは無縁でした。
出産でしか入院したこともなく、頭が真っ白になりました。
医師:とりあえず、紹介状を書きますので、脳神経外科、脳神経内科、外科、内科のあるお好きな病院を言ってください。
先述の通り、大きな病気と無縁の私にはわかる訳もなく
私:ごめんなさい、分からないです。
医師:通いやすいところの大きい病院をいくつか言ってくれればこちらで調べます。
悩んだ末に出産で利用した、隣の市の公立病院の名前を告げると、
医師:そこで大丈夫です。とりあえずは脳神経内科の先生に紹介状を書くので、紹介状が届き次第病院に電話して予約を取ってくださいね。お大事に…
電話を切った後、すぐさま«脳動静脈奇形»とネット検索。開頭手術…放射線治療…子供の場合は難病指定…
どれも恐ろしい言葉。
どうしよう、詳しい病状も分からないまま子供や親に話すのも下手に心配させてしまうだけなのでは?でも何か起こってしまった時の為に話しておいた方がいいのだろうか?
そんな葛藤を抱えながらとりあえず紹介状が届くのを待つことにしました。